どこか行くっていうのはいいねぇ
Topics→ 第一回旅日記
ケイちゃん紹介
 Sep.10,11(Wed,Thu 2003)
 2日目・・・
 
 昼過ぎに暑さで目覚める。
 
 うーん、よく寝た・・・
 なんかしようにもやることがない。てか、あってもやりたくないことだろう。
 と、なったらもちろん走りに行こうと意気込む。
 
 昨日は山に行ったんだから、今日は海だ!
 海しかない! そう思い、どこへ行こうかYahoo!で調べる。
 鎌倉に決定した。理由は最近読んだ『なぎさMe公認』の舞台だからだ。
 そして、作中でまーくんやなぎさが走っていた浜辺を本体もダッシュしてみたかったからだ。
 
 膳は急げ。思い立ったら即実行。
 表へ出るとはじめの勢いはあっさりと萎えた。
 出だしでいきなり予定は狂ってしまった…
 
 涼しいところへ行けと本能が告げる。
 本能に勝てるほど立派な理性を持っていないのですんなり予定変更。
 昨日行った宮ヶ瀬に行くことにした。
 
 ルートは昨日とは逆。
 同じ道でも逆走してみれば見える世界も全然違うことがよくわかった。
 山、正解。
 海の方へ向かっていたら今頃「両面焼きのハムエッグ」になっていたに違いない。
 
 宮ヶ瀬湖、宮ヶ瀬ダムを一望し道なりにひたすら走る。
 急に止まったら心臓が止まるんじゃないかと不安になり、ともかく走る。
 そうこうしているうちに写真を撮り忘れ、愛川自然公園へ・・・
 
 よくわからないが道をまっすぐ走ったら着いてしまったのは愛川自然公園。
 とりあえず、記念に写真を一枚・・・
 これが唯一の写真・・・
 本とは看板の前までケイちゃんを連れてこようと思ったんだが、
 公園の管理人やら親子連れがたくさんいたので出来なかった・・・
 
 その後、山のほうへどんどんと突き進む。
 目指すは相模湖。
 こうなったら湖めぐりだ。と腹をくくる。
 
 DJ1で行ったことのある最遠地。『相模湖町』。
 DJ1との思い出が走馬灯のように脳裏をよぎる。
 そういえば、ここで引き返したんだよなぁ・・・ とか、
 DJ1は55km/hくらいしかでないから走ってて怖かったなぁ、と楽しい思い出たちが。
 
 相模湖をぐるっと回って、気がつけば藤野町。神奈川の最北端だ。
 と、ここまで来たならやりますか! 県越えを! との勢いで目的地は山梨へ。
 山梨県へ入ったことを告げる看板が。
 あぁ、山梨。ヤマナシっていうくせに、ここは山間部。あは。
 
 記念に一枚・・・
 と思ったが、止まれない。
 道がせまいあげく、結構な交通量があるせいで道路で一息とは出来そうもなかった。
 しょうがないので適当に前の車にくっついて走る。
 
 峠道が本体の峠KINGソウルに火をつける。
 この細い道、遅い流れ、原付には圧倒的有利!
 そう思い、ひょいひょいとすり抜け最強の敵に追いつく。
 そいつはトレーラー・・・
 
 道を目いっぱいに使って器用に走る。
 流れが遅い原因はこいつか!
 一気にぶった切ろうと思うが一向にそれはかなわない。
 なぜなら、やつは道路の縁石にタイヤひとつ載せたりして走ることが出来るらしい。
 豪快すぎる。
 
 そんなトレーラーの後ろを走っていたら上野原ICの入り口にいた。
 ああ、前が見えないから着いていったらインターチェンジのジャンクションじゃん。
 係りの人に「原付は入れんのじゃ。」といわれそうなので、テキトーなところでUターン。
 
 そのあと、どこをどう走ったかはわからない。
 気がつけば日が傾いてきた。
 そこで「帰ろう・・・」とふと思った。
 
 来た道を戻るなんてつまらない。
 とりあえず、当初の目的『海』を目指すことにした。鎌倉じゃないけど。
 方角は南。お天道様が沈む方角から割り出した方向へ進む。
 
 気がついたら山にいた。
 薄暗い山にいた。怖いサルがいそうな山にいた。
 進めど、進めど対向車は来ないし、ますます人里から離れているような気がしてたまらない。
 真っ暗になったら、バイクのライトじゃ道さえもまともにわからない。
 急なカーブなんてどっちに曲がっているかさえわからないこともあった…
 
 そんな道でも、何処かにつながっているものだ。
 よくわからないが、庭で酒盛りしているオッチャン達がいたので、恥を忍んで道を尋ねる。
 初めて聞いた方言でなに言ってるかわからなかったがとりあえず、
 指差していた方角へ行くと大きな道があった。国道413号…
 
 知ってる道に出て、厚木にまっすぐ帰ってくる。
 人のいるところはやっぱり落ち着く。
 ホント、一時はどうなるかと思ったプチツーリングだった・・・
 



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